ベータカロチンはビタミンAの前駆体とは?
ベータカロチンとビタミンAは別物と考えた方がいいのか、
半分くらい一緒と考えた方がいいのでしょうか?
サプリメントでビタミンAをとりたい場合、
ベータカロチンのサプリメントでは意味がないのでしょうか?
生物の身体の中はさまざまな物質を分解したり合成したり、まるで工場のような働きをしています。
ベータカロチンはある合成過程を通るとビタミンAに変化(合成)します。この時、ベータカロチンはビタミンAの前駆体と言います。
科学者とすれば、ベータカロチンとビタミンAは別物と考えるべきでしょうが、科学者でなければ「半分くらい一緒」とお考えになられて一向に差し支えないものと思います。
ベータカロチンもビタミンAもどちらを取っていただいてもあまり変わりないと思います。先に書いたように、どのみち先ず分解され、分解された物質から再合成されますので。細かいことを言うと、どちらがより効率的に再合成されるのかという問題がありましょうが、実生活上はどちらも大差ないと考えられて差し支えないと思います。
薬剤師です。
ベータカロチンは、ビタミンAの前駆体で、体内に入ったときに必要な量だけがビタミンAに変換されます。
ですので、ベータカロチンのサプリメントは、ビタミンAの補給になります。
0 件のコメント:
コメントを投稿