2012年3月27日火曜日

脂溶性のビタミンを2ヶ月過剰摂取した場合、どのくらいの期間体内に残るのでしょう...

脂溶性のビタミンを2ヶ月過剰摂取した場合、どのくらいの期間体内に残るのでしょうか?

脂溶性のビタミンAを1日20mgとっていましたが、副作用がつらいためやめました。







ビタミンAの必要摂取量は3000μgRE/dayでしょうか、mgになおすと3mgRE/dayかな?

(単位が同じかどうかはっきりしませんが・・・)



取りすぎると腹痛、悪心、嘔吐、めまい、皮膚落屑などの急性期症状

関節痛、骨痛、皮膚乾燥、脱毛、食欲不振、体重減少、肝脾腫、脳圧亢進による頭痛などの慢性期症状が出ます。



連日8000μgRE摂取すると副作用が出るので20mgは取りすぎだったのでしょう。



さて、体内にどれだけ残るかですが、半減期が200~300日です。通常の2倍摂っていたなら200日、4倍摂取していたなら400日は元に戻りません。20mgが20000μgREを指しているのなら1年以上は蓄積されていることになります。








http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3A#...

成人男子: 2,000 IU

成人女子: 1,800 IU

許容上限摂取量: 成人で5,000 IU

100,000 IU 以上の摂取では過剰障害を起こすことがある

ビタミンA過剰摂取のリスク

(ビタミンAを短期間に過剰摂取した時)



ビタミンAを急激に過剰摂取すると、ビタミンA過剰症があらわれます。

大人では短期間に150,000μg以上の摂取で起こると報告されています。

主な症状は・・・・吐き気・頭痛・脳脊髄液の上昇・めまい・目のかすみ・筋肉協調運動傷害(4)(21)(22)

(ビタミンAを長期間に過剰摂取した時)

長期摂取によるビタミンAの毒性は、数ヶ月または数年もの間3,000μg/日以上の量のビタミンAを摂取した時に起こることが報告されています。

主な症状は・・・・中枢神経系への影響・肝臓の異常・骨や皮膚の変化

http://www.fsc.go.jp/sonota/factsheet-vitamin-a.pdf



・ビタミンAを極端に大量にとると中毒をおこす

ビタミンAは、脂溶性ビタミンなので、大量に摂取した場合、水溶性のビタミンBやCのようにすみやかに尿中に排泄されることはありません。大量のビタミンAは体内(とくに肝臓)に蓄積され、過剰症(中毒)をおこしてきます



・体内からビタミンAは簡単に排出されませんので、短期間に大量摂取すると毒性が発生しやすくなります。

動物の肝臓はビタミンAの濃度が非常に高く、特に熊の肝臓は1回の摂取で毒性が現れることが知られています。

ベータカロチンは大量摂取すると皮膚が黄色くなるくらいですが、ビタミンAは脳の少しの腫れが頭痛の発生、 吐き気、めまい、吐き気などの症状として表れます。



健康な成人の1日のビタミンA 体外最小排泄量(μg/日)

=体内ビタミンA 最小蓄積量(μg)×ビタミンA 体外排泄処理率(2%/日11))



体重1kg 当たり1日のビタミンA 体外排泄量(μg/kg 体重/日) は、

体内ビタミンA 最小蓄積量(20 μg/g×21 g/kg×10/9)×ビタミンA 体外排泄処理率(2/100)=9. 3 μg/kg 体重/日

0 件のコメント:

コメントを投稿